ハイエースは高速道路を走れるのか。
安定しているのか。
快適なのか。
こうした疑問は、ハイエースに興味を持った人なら
一度は考えるテーマだと思います。
結論から言うと、
ハイエースは高速道路で「安定している車」ではありません。
しかし同時に、
「不安定で危険な車」でもありません。
重要なのは、
安定させるためにどう走るかという意識です。
私のハイエースの仕様について(前提条件)
まず前提として、
今回の高速走行レビューは以下の仕様のハイエースでの体感です。
- 200系 8型
- スーパーGL ダークプライムⅡ
- ディーゼル 4WD
- 寒冷地仕様
- ディーラーオプション
「リアブレース」装着
この仕様を踏まえたうえでの評価になります。
パワー感:アクセルを踏めば「モリモリ出る」
ディーゼルエンジン+4WDということもあり、
アクセルを踏めばトルクは素直に、そして力強く出てきます。
- 合流
- 追い越し
- 勾配のある高速道路
これらの場面でも、
パワー不足を感じることはありません。
リアブレースによるボディ補強の影響もあり、
加速時の挙動は比較的落ち着いています。
ただし、パワーと引き換えに「音」は大きくなる
ここは正直に書いておきます。
パワーに比例して、
- エンジン音
- タイヤノイズ
- 路面からの音
は、はっきりと大きくなっていきます。
特に高速走行中は、
- 後部座席の人との会話は厳しいレベル
- 助手席の人とも、声を張らないと会話しづらい
という状況になります。
なぜここまで音が大きいのか
これは欠点というより、
ハイエースの構造上、避けられない部分です。
- キャブオーバー構造でエンジンが近い(シート下にエンジンがある)
- 遮音よりも耐久性重視の車体
- 商用車ベースのタイヤ特性
特にタイヤは、
乗用車用途とは目的が異なるため、
ロードノイズが大きくなりやすい傾向があります。
そのため、
快適性という点では、
乗用車と比べると段違いに劣ります。
これは事実です。
それでも高速を走れる理由
それでもハイエースが高速道路を走れるのは、
- 車体構造が非常に丈夫
- 挙動が急激に破綻しない
- 先の状況を読みやすい
という特性があるからです。
ハイエースは
「無理をしなければ破綻しない車」
と言えます。
高速走行で一番大切なこと:早めの減速
この車で最も重要なのは、
安定させるための減速です。
ハイエースは、
- 重心が高く安定感が低い
- 急ハンドルは危険
- 急激なアクセルオフは避ける
- やさしくブレーキを踏んでから安定させる車
高速道路では特に、
- 車間距離を多めに取る
- 早めにアクセルを戻す
- コーナー前でしっかり減速する
この順番が、安全性を大きく左右します。
視点の高さがもたらす「景色」という価値
高速道路を走っていると、
ふとした瞬間に、こんな感覚になることがあります。
「あれ……今まで、こんな目線で景色を見たことなかったな」
視点が高いだけで、
見えてくる世界がまるで違います。
前方の道路の流れ、
遠くまで続く空、
これまで乗用車では“背景”として流していた景色が、
ひとつの風景として目に飛び込んでくる。
正直に言うと、
初めてその感覚を味わったときは、
少し感動しました。
高速道路はただの移動手段だと思っていたのに、
「こんな景色が、ずっと広がっていたんだ」と
気づかされた瞬間でもあります。
これが、
私がハイエースをとても気に入っている最大の理由です。
そして――
この「ハイエースから見た景色に感動した」ことが、
ハイカラTube/ハイカラblogという名前の原点でもあります。
この感動を、
誰かにちゃんと伝えたい。
そんな思いで、このチャンネルとブログを始めました。
まとめ:快適ではない、でも代えがたい
ハイエースの高速走行をまとめると、
- 快適性:低い
- 静粛性:低い
- 安定感:ない(※安定させる必要がある)
それでも、
- パワーは十分
- 視界は抜群
- 走り方を理解すれば安心感は高い
という車です。
ハイエースは、
速く走る車でも
楽に走る車でもない。でも、
理解して付き合えば、
他では得られない満足感や感動がある車。
そう思っています。

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